斎藤直樹「キレイにこだわる」ドラム式洗濯乾燥機
SHARP DESIGNの人々
2018.10.02

スマートフォンって、何ミリ単位で設計しているか知っていますか?1ミリ単位?いいえ、0.001ミリです。つまり、1ミリの1000分の1。デザインはいつも寸法とのせめぎ合い。ほんの僅かな数値で、デザインの表情って大きく変わるんですよ。

R2のデザインで特にこだわったのがフレームのカーブライン。このカーブは手当たりの良さと共に、見た目の柔らかさと程よい緊張感を表現しています。でも、これがまさに曲者。理想的なカーブにすると、面積が不足してメインの基盤が入らない!最初はあきらめたくなりました。しかし、関係者と0.001ミリのせめぎ合いを何度も繰り返し、理想的なカーブを実現できました。

でも、そんな苦労話はどうでもいいんです。
手にとってくれる人が、このラインを綺麗だと感じてくれたらそれでいい。そして気に入ってくれればそれだけでシアワセ。単純ですね。そうやって次のデザインに進んでいけるんです。

いつもこんな細かなデザインをしているためか、休日はカメラを片手にのんびり散歩を楽しみます。ネコや野鳥を撮るのが好きです。鳥ってよく見ると、とても繊細で綺麗なフォルムをしていて…って、しまった。うっかり細かなところを観察している。これもデザイナーの性(さが)ですね。
| 内容は記事作成当時のものです。
| 製品情報:AQUOS
| 関連情報:人に近いデザイン AQUOS公式サイト
鈴木 恵司
Keiji Suzuki
Product designer